2020年 演劇集団宇宙水槽の新年のご挨拶と決意表明
新年明けましておめでとうございます。
時が経つのは早いもので、演劇集団宇宙水槽は今年で9年目に突入。来年2021年にはなんと10周年を迎えます。
これまでいろいろな活動を行ってきました。
年1回の本公演、演劇見本市への参加、鹿児島の演劇フェスBAZU-FESへの参加、熊本演劇バトルDENGEKIへの3年連続参加と2年連続優勝、中高生を対象としたワークショップや中学校公演、「すいそうの水平思考」(水平思考問題×演劇)という新しいジャンルへの挑戦、2回の県外遠征公演、などなど……
その活動が評価され、2019年年末には九州若手劇団アワードに選ばれました。
皆様のたくさんの応援があったから、毎年公演を打ち、ここまで活動を続けてこられたのだと思っています。
とても光栄に思います。本当に、ありがとうございます。
さて、10周年の節目を前に、これからの活動について劇団員で話し合いました。
劇団として、ここで宣言いたします。
「演劇集団宇宙水槽は、プロ社会人劇団を目指します!」
宇宙水槽は社会人劇団です。
劇団員は学生組を除いて皆、日々職場で仕事をしながら、お芝居を続けています。
鹿児島という地方で演劇を続けるなら、この形式は強みになると感じています。
芝居に打ち込める時間に制限はあるけれど、それでももっと面白く、もっとすごい作品を作りたい! もっとたくさんの人に観てもらいたい! そして、きっとそれは実現できるはずだ。
そんな気持ちを込めて、「プロ社会人劇団」と名付けました。
たかが趣味、とは言わせない。
プロ同等の質をもつ演劇を提供する社会人劇団になりたい。
プロとは、「自分らがプロだと自覚すること」「誰かにプロだと認められること」だと我々は考えています。
覚悟を決めて、また、10周年記念公演に向けて、
2020年も積極的に活動してきたいと思います。
今後とも、演劇集団宇宙水槽を応援よろしくお願いいたします。
2020年 演劇集団宇宙水槽代表 宮田晃志